セキュリティとクリアな音質を両立!
新世代の電話回線提供サービス「Secure Voice Line」
地域番号(東京03)、フリーダイヤル(0120/0800)、IP電話(050)に対応
「Secure Voice Line」概要
■いまだにセキュリティが`不十分な電話音声
インターネットの普及によって、電話の音声トラフィック(SIP/RTP等)もインターネット上に流れる場面が増えてきました。
これはクラウド型のPBXが増えてきたことや、IPベースの電話回線を提供する事業者が増えたことなどの影響もありますが、今後もますます増えてゆくと考えられます。
しかしながら、インターネットの歴史の中でWebやメール等のデータトラフィックのセキュリティが強化されてきたことにくらべると、電話で利用されている音声トラフィックに関してのセキュリティについてはまだ不十分な状態があります。
これは元々音声ネットワークがオフィス内や通信キャリアの電話網のようなインターネットから閉じられた環境で使われてきたことに起因すると考えられます。
このような経緯から、いまだにインターネットを流れる多くの音声トラフィックが今でも暗号化されていない状態でそのまま流れている場合があり、これは言うまでもなく盗聴等のセキュリティリスクが存在していることを意味します。
■セキュリティ対応の 「Secure Voice Line」を開発
弊社ではこれまで多くのシステム構築やセキュリティ製品の開発を行ってきた経験から、この音声トラフィックのセキュリティの問題に向かい合い、
「データ通信並みのセキュリティ基準を音声へ」
を実現すべく、長く実装を検討し、この度セキュリティに配慮された新時代の電話サービス「Secure Voice Line」を開発/構築しました。
今回新しく開発された「Secue Voice Line」を利用することで、インターネットを介さずに閉域網でPBXと接続することや、クラウド上のPBXと安全なセキュリティトンネル(VPN)を使って音声接続できるようになります。
■東京03はじめ、フリーダイヤル、050の発番にも対応
現在地域番号(0ABJ番号)は東京03に対応しますが、近々大阪(06)を始め、随時対応エリアを追加してゆく予定で、そのほかフリーダイヤル番号(0120/0800)、IP電話番号(050)にも対応します。
また大規模コールセンター向けに、大容量の通話チャネル(ch)にも対応し、1電話番号最大800chに対応することができます。
(以下はVPN接続での構成例です)
セキュアな接続方法の紹介
1:VPN接続
PBXがパブリッククラウド上に構築されている場合は、「Secure Voice Line」との間をVPNによるセキュアな暗号化接続を使い接続を行うことができます。
「Secure Voice Line」の設備側にはVPゲートウェイ があり、クラウド側からVPNにて接続を行うことができます。
フォースネットではVPNの構築からサービス開始までノンストップでサポートを行うことができますので、お気軽にご相談ください。
2:クラウド閉域接続(IDCFクラウド対応)
「Secure Voice Line」が設置されているデータセンターには、現在クラウドPBX事業者に多く利用されているIDCフロンティア社の「IDCFクラウド」との間にプライベートコネクト(閉域回線)が開設されております。
IDCFクラウドにPBXを持つお客様に関しては、このプライベートコネクト回線を利用することができるため、インターネット区間を通ることなく、音声トラフィックを接続することができます。
※IDCFクラウド側で追加NW等の申し込みが必要になります。
3:仮想基盤(IaaS)接続
「Secure Voice Line」の電話回線があるデータセンター内に、仮想基盤(IaaS)を構築しております。
こちらの基盤にPBXをインポートすることにより、よりクリアな音声サービスを提供することが可能となります。
※インポートできるVMな、VMWare/Hyper-V/KVM の各フォーマットに対応します。